amagoのエンジニアブログ

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【バッチファイル】バッチファイルを使って git にpushするツールを作ってみた①

こんにちはAmagoです。

先日、『【C#】Genericsで型変換を使ってみた - amagoのエンジニアブログ』を書いているときに調べたことを取り上げようと思います。

新しいことを始めると、次から次へと分からないことが出てくるから大変です。記事のネタになるから別にいいんですけどね。

さて、皆さんGitにpushするときはどうしてますか?
おそらく、大人数のプロジェクトだと専用のGUIツールを使っているかと思います。
私の場合は、個人単位で管理しているリポジトリなのでわざわざGUIを使わなくてもいいかなぁと思ってコマンドで直接Pushしています。
GUIは重たかったり起動するのに時間がかかりますからね。。。

initさえしてしまえば、GitにPushするときは、以下のコマンドを叩けばよいのです。
(本当は、差分を確認したほうがよいのですが、自分しか使っていないリポジトリなので自己責任ってことで)

 ①ローカルリポジトリへ移動する。
 ②add
 ③commit
 ④push

$ cd ローカルリポジトリ
$ git add .
$ git commit -m "コメント"
$ git push origin master

このコマンドも何回も叩いているとだんだんこんなことを思うようになってきました。

コメントの内容が違うだけで毎回同じコマンド叩いてるなぁ~
いちいちコマンドプロンプト立ち上げるのめんどくさいな
あれ?Pathどこだっけ?

そこで、バッチファイルでも作ってみるかと思ったわけです。

目次

バッチファイルとは

コマンドプロンプトで使っているコマンドを実行するファイルです。
拡張子が『.bat』になっているファイルです。

実際に書いてみた

参考サイト
バッチファイルで長い1行の処理を改行を入れて複数行に分けて書きたい - みちしるべ
バッチファイルでよく使う書き方まとめ - Qiita

参考サイトを見ながら作ってみました。

①ファイルを作る

作る場所はどこでも大丈夫です。
私は何も考えずにデスクトップに配置しました。

まず、『push.txt』というファイルを作ります。

f:id:hamaguchi_amago:20190519161636j:plain
図1

②コマンドを記述

その次にコマンドを書いていきます。
コメントは『update』固定ですが、一旦こんな感じで書いてみました。

@echo off
cd ”ローカルリポジトリ” && ^
git add . && ^
git commit -m "update" && ^
git push origin master
exit /b 0

cd の後ろはローカルリポジトリを指定します。

『@echo off』はバッチファイルを書く時のお約束みたいなもです。
コマンドを実行結果を出さないようにしています。実行結果を出したい場合はonにしてください。

『exit /b 0』もお約束です。
戻り値を渡しているのですが、今回は1ファイルしか使っていないのであまり意味がありません。

複数のコマンドを使うので『&&』を使います。
『&&』は前回のコマンドが正常終了したら次のコマンドを実行します。

改行したほうが見やすかったので改行します。
単純に改行するとコマンドを正しく認識してくれなくなるので『^』を行の最後に入れます。『^』はバッチファイルでのエスケープ文字です。

③拡張子を変更

コマンドを書き終わったら拡張を『bat』変更します。
途中で警告が出ますが気にせず変更してください。

f:id:hamaguchi_amago:20190519163959j:plain
図2

『はい』を選択するとbatファイルとして使えるようになります。

f:id:hamaguchi_amago:20190519164118j:plain
図3

あとは『push.bat』をクリックするだけです。

最後に

最後まで見てくださってありがとうございました。
この記事をみて自分もやってみよう真似してみようと思える人が少しでもいたらうれしいです。

今回はコメントを『update』固定でpushする方法でしたが、次回はコメントも指定してpushするバッチファイルを作ってみたいと思います。

hamaguchi-amago.hatenablog.com

 

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