amagoのエンジニアブログ

IT関連のネタを中心に記事を書いてます。

【バッチファイル】バッチファイルを使って git にpushするツールを作ってみた②

こんちは、Amagoです。

今回は、前回記事にしたgitへのpushツールを任意のコメントでコミットできるようにバージョンアップしたいと思います。
前回の記事をまだ読んでいない方はこちらから
hamaguchi-amago.hatenablog.com


目次

前回のおさらい

前回作ったバッチファイルはこちらになります。
単純にファイルをクリックすると『update』というコメントで修正ファイルをgitへpushしてくれます。

@echo off
cd ”ローカルリポジトリ” && ^
git add . && ^
git commit -m "update" && ^
git push origin master
exit /b 0

追加機能の洗い出し

今回追加したい機能は、以下の二点


・コメントを入力させる。
・入力された内容をコミットのコメントに設定する。


それでは順番に見ていきましょう。
今回もこちらのサイトを参考に作りました。
qiita.com

試しにかいてみた

こんな感じでサンプルのバッチファイルを書いてみました。

@echo off
set /p comment="コメントを入力してください:"
echo %comment%
pause
exit /b 0

f:id:hamaguchi_amago:20190520003208p:plain
図1

実行してみると、コメントの入力を促されます、とりあえず『テスト』と入力します。

f:id:hamaguchi_amago:20190520003232p:plain
図2

入力してEnterキーを押すと入力した内容が出力されています。

解説
2行目の『set /p 変数="メッセージ"』でコマンドプロンプトを起動しメッセージを出力して入力されるまで待機します。入力されたメッセージはcomment変数に格納されています。
そして、3行目でcomment格納さた内容が出力されています。
ちなみに、『pause』は何かキーを入力するまで待機してくれるコマンドです。
これがないと実行し終わったあとに勝手にコマンドプロンプトが閉じてしまうので入れておきました。

これを前回のバッチファイルに当てはめて修正するとこんな感じになります。

@echo off
setlocal
set /p comment="コメントを入力してください:"
cd ”ローカルリポジトリ” && ^
git add . && ^
git commit -m %comment% && ^
git push origin master
pause
exit /b 0

それではテストをしてみます。

【実行前のgit】

f:id:hamaguchi_amago:20190520010049j:plain
図4
【コマンド】
f:id:hamaguchi_amago:20190520010120j:plain
図5
バッチファイルを実行します、コメントは『2019/05/20 amago update』です。コメントはダブルクォーテーションでくくります。
これバッチのほうに入れておけばよかったな。。。

【実行後のgit】

f:id:hamaguchi_amago:20190520010440j:plain
図6
一番上に入力した内容が出力されました。

最後に

最後まで見てくださってありがとうございました。
この記事をみて自分もやってみよう真似してみようと思える人が少しでもいたらうれしいです。

今後も役に立ちそうな小ネタをどんどん書いていきたいと思います。
リクエストがございましたら連絡お願いします。

 

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