【バッチファイル】バッチファイルを使って git にpushするツールを作ってみた②
こんちは、Amagoです。
今回は、前回記事にしたgitへのpushツールを任意のコメントでコミットできるようにバージョンアップしたいと思います。
前回の記事をまだ読んでいない方はこちらから
hamaguchi-amago.hatenablog.com
目次
前回のおさらい
前回作ったバッチファイルはこちらになります。
単純にファイルをクリックすると『update』というコメントで修正ファイルをgitへpushしてくれます。
@echo off cd ”ローカルリポジトリ” && ^ git add . && ^ git commit -m "update" && ^ git push origin master exit /b 0
追加機能の洗い出し
今回追加したい機能は、以下の二点
・コメントを入力させる。
・入力された内容をコミットのコメントに設定する。
それでは順番に見ていきましょう。
今回もこちらのサイトを参考に作りました。
qiita.com
試しにかいてみた
こんな感じでサンプルのバッチファイルを書いてみました。
@echo off set /p comment="コメントを入力してください:" echo %comment% pause exit /b 0
実行してみると、コメントの入力を促されます、とりあえず『テスト』と入力します。
入力してEnterキーを押すと入力した内容が出力されています。
解説
2行目の『set /p 変数="メッセージ"』でコマンドプロンプトを起動しメッセージを出力して入力されるまで待機します。入力されたメッセージはcomment変数に格納されています。
そして、3行目でcomment格納さた内容が出力されています。
ちなみに、『pause』は何かキーを入力するまで待機してくれるコマンドです。
これがないと実行し終わったあとに勝手にコマンドプロンプトが閉じてしまうので入れておきました。
これを前回のバッチファイルに当てはめて修正するとこんな感じになります。
@echo off setlocal set /p comment="コメントを入力してください:" cd ”ローカルリポジトリ” && ^ git add . && ^ git commit -m %comment% && ^ git push origin master pause exit /b 0
それではテストをしてみます。
【実行前のgit】【コマンド】バッチファイルを実行します、コメントは『2019/05/20 amago update』です。コメントはダブルクォーテーションでくくります。
これバッチのほうに入れておけばよかったな。。。
【実行後のgit】一番上に入力した内容が出力されました。